その3

長々とメイキングをするようなものでもないので、これで最後かな?
 
なぜ、OPの仕事を受けたかというと、実は偶然にも、発注を受ける数日前に原作を読んでいた。なので作品の世界は事前に分かっていた。もし原作を読んでいなかったら、やっぱり断っていたと思う。
それと。
3Dを担当するのがT社のKさんだと聞いたこと。以前からM倉に「Kさんと一緒に仕事をすべきだ」と言われていた。そのKさんが担当するということなので興味が出た。3Dは以前に幾つかのデモ映像の開発に関わったが、そこで得た教訓というのは「とにかくままならない」ということだ。3Dそのものの存在を「視覚的快楽」までに持ち上げるのは、なかなか難しい。だが、Kさんとのやり取りでは、そのストレスはなかった。「これって気持ちいいよね」という視覚快楽の感性が自分と近かったのだと思う。
 
スタッフもよかった。
原画を担当されたIさんは、ウテナでもご一緒したことがあるが、とても上手な人だ。
幾つかのカットでは、3Dの動きを制御するため、3Dシーンでもラフ原画を描いて頂いた。
撮影監督のKさんは、業界でも指折りのアフターエフェクト使いだ。
(アフターエフェクトが何か分からない人は、調べてみてください)
編集時、ほとんどのカットはタイミング(未完成)だった。そのクオリティを見たときは、正直「失敗したか」と不安になった。が、編集後の撮影監督のKさんとの打ち合わせで「大丈夫だ」と自信を得た。結果、あの画面が完成した。
 
突貫的な作業でしたが、ホント、スタッフには救われました(^_^)
みなさん、ありがとう。