GW真っ只中に長時間打ち合わせ慣行。
今回から副監督のY嬢も加わる。
いよいよ参加メンバーも増えてきたのですが。
シナリオの部分改稿打ち合わせだけで夕方までかかってしまって、このペースだと今日は終電までに終わらない…と焦る。
が。
蓋を開けると、なんと最短7時間で終了という驚きの展開!
一同「間に合わない!」という焦りからか、殆どムダ話をしないで進めたという奇跡の集中力!
いやいや、いつもこんなふうにはいかないって。
今回、スタッフの女性率が高い。
今のところ参加メンバーの6割が女性ではないだろうか。
なるほど、と思わされること多し。勉強になるなー。
業界には「ダメを出すことが仕事」と思っている人がいる。
「これは違う」と言い続け、「引き算」でしか話をしない。
あげく「じゃあ、その矛盾は次回までの宿題ということで」みたいなことで2時間ぐらいの打ち合わせを終わり、次の打ち合わせに向かう。
そういう人は、それで何かを作れているような気になれるのだろう。
そういうヌルイ会議は今回はなしだ。
まずそこから始める。
つまり今作の会議は「金網デスマッチ」とする!
「結論が出るまで止めない」
役職は関係ない。参加する全てのメンバーが脳みそを絞る。
そして全てのメンバーがOKを出すまで会議は終わらせない!
そして今日も10時間。
青ざめるスタッフ。みな意識モウロウ。
あのさあ、これ何話だっけ?
え…7話? じゃあまだこれから、こういうのを**話分やるわけ?
……。
そして今日の会議の分は、次回までにオレが文章にまとめる…と。
……。
よし、次は2時間ぐらいでサッと終わせよう。それがプロだ!
オレの仕事は、誰かの作業にダメを出すこととする!
え……違う?
つづく(どのあたりが?)
PS.写真は差し入れの苺大福。
二週に一度の長時間連続打ち合わせ。
前回の打ち合わせで、煮詰まって狭い会議室で酸欠状態、一同メロメロに。
これではいかん! と仕切りなおし。
サブタイ・エピソードだけで考えることに無理がきていたので、もう一度シリーズ構成から考えてみる。
紆余曲折、できるじゃん! いける!
おお、シリーズ構成も半分近く見えたんじゃないか?
イメージボードもいい感じ。
しかし、このニュアンスはストーリー説明だけでは伝えられないから難しい。
誰も観たことがないタイプの作品なので、スタッフ間の意思疎通も一苦労。
毎回、長時間の会議を録音して、出席できなかったスタッフに録音データを渡してるのですよ。
まあ、会議の1/3ぐらいな馬鹿話だったりするあたりが…。
にしても今回も10時間ぶっ通し。
翌日、体がガクガクに。
みんな大丈夫? 健康には気をつけて(お前が言うな)
突然、知人が田舎から訪ねてきたので一緒に花見に行った!
が。
井の頭公園は10時まで。
9時をすぎると、みんなボチボチと撤収を始める。
まあ近隣の住民にしてみれば当然のことなのだが、みんが行儀がいいなあ。
いやいや、本番はこれからなのか?
昨今、欲しい本を探して本屋さんを何軒も巡る、なんんてことしなくなりました。
ネットですぐに探せるし、何でも買える。
便利な時代です。
僕が寺山さんにはまった80年初頭、寺山さんの本ってなかなか手に入らなかった。書店に取り寄せ頼んでも、大抵が絶版で。書店に置いてある目録見て、存在は知っているのだけど読めない沢山の本。辛かったなー。
ある夏休み 親の実家元の田舎に帰省して そこで何気に入った書店の棚で。絶版のはずの寺山さんの本が棚に並んでいるのを見つけて大感動。当然大人買い。今でも持ってる。
平凡社の「仮面画報」が好きだった。超レア・アイテムだった。後に再販されたときは力が抜けたね。あんなに自分は苦労したのにって(笑)
寺山さんの映画もずいぶん追いかけた。当時はビデオすらない。正確にはVHSビデオがあったが、まだ高値で学生の自分にはとても手が出ない。それにビデオ化されていなかった。だから、情報誌を見て大学の学園祭とかで上映されているのを追うしかなかった。今思うと凄い情熱だ。
マンガやアニメの存在が危機的な状況に置かれています。
現在、東京都で「東京都青少年育成条例の改正案」が可決されようとしています。
漫画・アニメの「非実在青少年」も対象に 東京都の青少年育成条例改正案
この条例が可決すれば、マンガやアニメの表現は大きく制限されることになるでしょう。
自分はもちろん、多くのクリエーターがこの条例の制定に異を唱えています。
反対署名1
反対署名2
どのような理由があれ、作品の、良い、害悪、を「条例という線」で別けることは絶対にしてはならないのです。
それは作り手の主義、主張を行政が統制する行為なのです。
現在の状況は。
ニュースによると、19日の委員会で継続審議、30日の本会議で最終決定する予定だそうです。
このブログをご覧の方へ。
もうあまり時間はありませんが、マンガやアニメの表現を守るべきだ、という考えに賛同していただけるのなら、どのような方法でも結構ですので、お力をお貸しください。
ツイッターを公開して一週間。
予想以上に人が集まって、ちょっとしたパニックになりました。
ようやく慣れてきたかな。
僕が幾つか勘違いしてました。フォロー返しなんて無理でした。
でもコメントには、タイミングと気持ちが合えば答えてますよ。
まあ忙しいときは、それも難しいですが。
にしても。
ネットの時代も変わりましたね。
僕ははじめる前は「怖いことが起るにちがいない!」とかって思っていたのです。
知らない人から突然、攻撃的なコメントアタックされるとか。
でも、そんなことはなかったです。
むしろ、凄く距離が近い感じがして、不思議な空間です。
ネットの流行は時代と共に変わるのですが、確かに今はツイッターの時代なのかなーと思いますね。
ツイッターを公開します。
興味のある方はフォローをどうぞ。
使い方がよくわかっていないので、せっかくフォローしてくれても失礼なことがあるかと思います。
ご容赦ください。
あんまりフォロー返しは出来ないですが、面識のない方でも「ふと」思ってすることはあります。
何を「ふと」と思うかは、その時々の「気分」だと思います。
なので、されなかった方も気にしないでください。
あるいは突然「どんどんフォロー返ししちゃえ」となるかも知れません。
いつそうなるのか。それもそのときの「気分」だと思います。
ではー。
友人夫婦から聞いた話。
久しぶりの二人で買い物に行ったのだが、旦那がオモチャ売り場で2時間、ガンプラをチェックしたのに嫁が怒って、ひとりで自宅に帰ってしまったという。
旦那いわく「たしかに悪いことをしたが、嫁もオタクなので許されると思っていた」とのこと。
それに対して嫁は「ではあんたは、せっかくのデートで『テニスの王子様』のグッズを二時間見続ける女ってどう思う」と返答。
それに対して旦那は
「ガンプラとテニプリだから折り合いはつけられると思う」
と返答。
嫁は「誰がうまいこと言えと(笑)」と一瞬やられる。
結局、双方がオタクだったので何となく丸く収まったというイイ話。
このネタが「旦那のゴルフ」とかだと修復は難しいのだろう。
オタクのカップルにおいて重要なことは「双方がオタクである」ということじゃなくて「双方がその楽しさを共有している」ことだと教えられた 。
ツイッターを練習中。
本名ではやっていないので探しても見つかりません。あしからず。
ツイッターは、ダイレクトに見知らぬ人からコメントが可能。
これにいちいち心がダメージを受けてしまうかも…という心配。
もうちょっと慣れて、時期が来たら本名でやるかな?
ネットって距離感が難しいよね。書いていいこと、いけないこと、微妙にわからない。
ネットにおけるモラルって、人それぞれ。
前に友人と長文メールの応酬をしてしまったことがある。
先方の長文に、こちらも長文で答えてしまったのだけど、話が行き着かなくてキリが無い。
それ以来、異議があるときに長文メールはしないようにしている。
結局、顔を見て話すか、電話で話すかしたほうが誤解がない。
そのぐらいまではコントロールできる。
だけど。
ブログとかになると、また微妙に各人でモラルのルールが違う。
業界人のブログで、他人の名前を出してわざわざ「下げる」コメントをしているのを見ることがある。
人の名前を出す場合「上げ」しかあり得ないだろう、と自分は思っている。
よほど親しくないと、冗談のコメントでも、そのニュアンスは伝わらない。
そのことを「想像しない」人の気持ちはよく解らないが、そう書く人には「その人のルールの中では間違えていない」のだろう。
難しいね。